ときどき、ニュースなどでも取り上げられる

有害物質のPM2.5が、中国から飛来!注意しましょう!」

といった特集。
見たことありませんか?

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「PM2.5」という身体に良くない物質がある、というのは、
こういったニュースや新聞などの雰囲気から、
充分に伝わってきてはいますが…

「一体、なにが危険なの?」
どんな症状が出るの?」
マスクをしていれば、防げるのかな?」

と、ニュースを見るたびに気になっていました。


ということで今回は、
PM2.5によって起こる症状や、
その対策について、詳しくご紹介します!


色々と調べているうちに思ったのが、


PM2.5って…、甘く見ているとマズイのでは?!」


という感想です。



これは、中国の北京での様子です。
黄砂とPM2.5のダブル攻撃…これが日本に来たら?(゚Д゚;)


危険性…高いやん…。


正しい防御策を知って、自分の身を守りましょう!



PM2.5とは?マスクで対策できるの


「PM2.5」とは、
とてもわかりやすく言い換えると…

空気中の、目に見えない小さなホコリやチリのような存在のことです。


たとえば、○○菌や○○ウイルス、のように
有害な物質としての名前ではなく、
その大きさにあたるものが、総じてPM2.5と呼ばれています。

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PM2.5の内容物には、
身体に有害な大気汚染物質などが含まれています。


そして、このPM2.5のサイズがとても厄介で、
気管支や肺に、ちょうど沈着しやすい大きさなのです。


ということは…

PM2.5とは、肺などの呼吸器系にくっつきやすくて、
しかも硫酸や金属などを含んだ見えないホコリ、と考えてみると…

身体に有害に決まってるじゃん!
「吸い込みたくないよー!ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ」

と、思ってしまいますよね…。



PM2.5でどんな症状が出る?


では具体的に、PM2.5はどんな症状が出るのでしょうか?

icon-hand-o-right PM2.5によって出やすい症状

  • 咳が出る
  • 目のかゆみ
  • 鼻水が出る
  • くしゃみ
  • 喉の痛み
  • 目の違和感

これだけを見ると、
風邪と間違ってしまいそうですよね~。

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健康な人の場合だと、
少し吸い込んだくらいでは、症状は出にくいようです。


ただ、気管支喘息アレルギーなどを持っている場合には、
その症状が、更に悪化しやすくなります。


小さなお子さんや、お年寄りの方、
特に呼吸器系の持病を持っている人は、注意して下さい!


PM2.5の飛散量が増えるシーズンには、
症状が悪化しないように、
かかりつけのお医者様に相談しましょう。



また、健康な人でもたくさん吸い込むと…

喘息や気管支炎など、
呼吸器系の疾患を引き起こす可能性、が高まると言われています。

これは、筆者の友人の体験談です。


友人が、ある時期から鼻水が止まらず、
咳やくしゃみが出ることが、何日か続いたことがありました。

「風邪かな~」と思って、病院に行くと…
聞いてびっくり!


「鼻から喉にかけて、アレルギー性の炎症が出ている」

…との診断が!

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確かに、風邪のときは粘性のある鼻水なのに、
やけにサラサラとした鼻水が出ていたそうです。

アレルギー反応のときは、
サラサラとした鼻水が出るそうですよ。


PM2.5の量が急増する時期は、

「その影響でアレルギー反応が出る人が多くなる」

…と、病院の先生も言っていたそうです。

また、長期的にPM2.5を吸い込む環境だと…

  • 循環器疾患(狭心症など)の発症
  • 不整脈や、心臓発作の原因
  • 肺がん発症リスクの増加

…などのとても怖い病気を、
引き起こす可能性があるとされています。


「ちょっと喉がイガイガするかも?」

というような症状だけが出る、と軽視していると
もしかしたら、大変なことになるかも知れません…(-∀-`; )

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PM2.5の対策は?


とはいえ、
PM2.5が危険なのは分かってきましたが、
余りに怖がって、日常生活に支障が出るのも困りものです。


比較的、生活に取り入れやすい対策方法をまとめたので、
必要以上に神経質になりすぎず、
適度に、取り入れてみて下さい!



icon-hand-o-right PM2.5予報をチェックしておく

日本気象協会や、各自治体などでは
PM2.5の分布予測が発表されています。
住んでいる地域について、日頃から確認しておきましょう。

現在の日本の環境基準では、
1日の平均35μg/立方メートルが、基準とされています。

70μgを超えると、身体への悪影響が出る可能性がある為、
外出や、屋外での運動を減らすように、注意喚起が行われます。


しかし、
「この基準は軽視されている!」と言う専門家もいます。

実際に、70μg以下でも、
上記で紹介したような、
目や喉の違和感を感じる人も、少なくありません。


アレルギー体質や、喘息持ちのお子さんの場合、
症状が強く現れることがあるようです。

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お子さんの体調を、よ~く診ていてあげて下さいね。


icon-hand-o-right PM2.5予報で高い数値が出たら…

できるだけ窓を閉めて
洗濯物や布団は、屋外で干さないようにします。


マスクも勿論、有効なのですが、
外出をできるだけ控えるのも、かなり有効です。

外気になるべく触れないようにするのが、正解です!

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それでも、外出するときには…

こんな対策を!

  • マスクを着ける
  • 長時間、屋外で過ごすのは避ける
  • 帰宅したら、服を手で払ってから家に入る
  • 必ず、うがいをする


icon-hand-o-right マスクについて

通常のマスクや花粉症用のマスクでは、PM2.5は防げません。

PM2.5はとても小さい粒子なので、
防御できずに、マスクを通りぬけてしまうんです。


「N95規格」の表示があるマスクを選ぶようにしましょう。
この規格なら、PM2.5もしっかりガードしてくれます!


意外とお安く手に入るみたいで、安心しました!

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また、PM2.5予測が少ないときでも、
帰宅したときにはまず、
服を払ったり、うがいをするのを習慣づけておけば…より安心ですね!



まとめ


以上、PM2.5から起こる症状や、その対策方法についてでした。

ただ、現在ではPM2.5のデータがまだまだ不足していて、

「どれくらいの量で、どんな影響が出る?」

…と言うことについては、
まだはっきりと、分かっていないようなのです。

とは言え、あまりにも神経質になりすぎず、
でも体調の変化を感じたら、病院などで相談をしてみて、
早めの対策を心掛けましょう!