無調整豆乳を飲んだことのある人なら「マズイ!こんなの飲みたくない!」と、一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
私も同じで、あの豆っぽいにおいとか、口に広がる青臭さだとか、とてもじゃないけど無理でした。

牛乳の代わりに豆乳を飲んでみようかなと思ってはいても、やはり立ちはだかるのは「飲みやすさ」の壁ですよね。
おいしくないものを、毎日飲みたいとは思いませんし…。


でも、大丈夫!
おいしくないと敬遠されがちな無調整豆乳も、飲み方次第でものすごくおいしく飲めます。

というのも、私が牛乳を控えて日常的に豆乳を飲むようになって、もう十数年になります。最初はあんなに苦手だったのに、飲み方を工夫したら苦手意識が吹っ飛びました。

言い換えると、無調整豆乳はおいしい飲み方を知らない限り、おいしくは飲めません(笑)


ということで今回は、これまで私が試して「ウマい!」と感じた、無調整豆乳のおいしい飲み方・レシピを紹介していきます!

スポンサードリンク

調整豆乳と無調整豆乳の違いとは?

スーパーの豆乳売場を見ると、豆乳には「調整豆乳」と「無調整豆乳」の二種類あることが分かります。
最近の健康ブームで、調整豆乳にはたくさんのフレーバーがあって、飲みやすさは昔と比べると段違いです。

ですがもしもあなたが、ダイエットや健康増進を目的に豆乳を飲みたいと思っているのなら、無調整豆乳を選ぶことを強くおすすめします。

※調整豆乳と無調整豆乳の違いは、こちらの記事で!
<関連記事>「豆乳の調整・無調整の違いって?どっちを選ぶのが正解?



飲みやすい調整豆乳に比べて、無調整豆乳が敬遠される理由は大きくこの二つあたりじゃないかなと思います。

  • 大豆特有の青臭さやエグみがある
  • ホットで飲むと青臭さが増しやすい

無調整豆乳をおいしく飲むには、とにかくこの大豆っぽいにおいと味をごまかすこと!

温めると素材の香りは際立つものですが、これは豆乳でも同じ。
じゃあ、無調整豆乳はホットではおいしく飲めないの?となりますが、そこはレシピの工夫次第です。

それでは順番に、私が十数年飲み続けている無調整豆乳の鉄板おいしいレシピを紹介していきますね。

無調整豆乳のおいしい飲み方レシピ

無調整豆乳+フルーツジュース


豆乳には果物!の王道レシピです。
豆乳とフルーツジュースは1:1で混ぜ合わせます。

豆乳バナナの組み合わせは人気がありますが、ミキサーでブンブンするのって結構面倒ですよね~。

ジュースを混ぜる飲み方なら手軽なので、朝の一杯にもいかがでしょう。
個人的には、アップルジュースやパイナップルジュースが万人向けな飲みやすさです。

無調整豆乳+野菜ジュース

こちらも配分は1:1で。

お好きな野菜ジュースで構いませんが、KAGOMEの一日分の野菜のような、甘みのほとんどないザ・野菜ジュース!みたいなタイプだと、ちょっと飲む人を選びます。
でも飲むサラダって感じなので、個人的には結構好きです。

豆乳+レモン汁


最初はエッ!?と思う組み合わせですが、飲んでみて納得。
トロっとした口当たりが優しくて、ハマってしまいます。はちみつや砂糖など甘みを足すとよりおいしい。不思議と、レモンの酸っぱさはほとんど感じません。

豆乳150ccに対して、レモン汁小さじ2杯ほど。

使う豆乳の濃度によってトロみが出る加減が違うので、豆乳を混ぜながらレモン汁を加えていき、お好みの具合を見つけて下さい。


レモン汁の変わりにお酢でもいけます。が、お酢はあとに酸味が残りやすいのでレモン汁よりも少なめに!

スポンサードリンク

温かい無調整豆乳の飲み方

寒い季節や体を冷やしたくないときなど、なるべく温かい飲み物が恋しいときってありますよね。
これが牛乳であれば他の温かい飲み物に足したり、牛乳そのものを温めたりするだけでおいしいドリンクになります。

が、無調整豆乳となると話は別!

調整豆乳に比べて、無調整豆乳は最小限の味や香りの調整しかされていないので、どうしても大豆本来のくさみが気になります。
さらに言うと、この臭みやエグみは豆乳を温めると更に強まるんですよね…。

巷の豆乳レシピは個人的においしくなかった

豆乳ココアや豆乳コーヒーなど、探してみるとたくさんのレシピが見つかります。

私もこれまでレシピでよく見る組み合わせを試しましたが「うーん…やっぱり微妙」という感想になります。
マズくはないし飲めるんだけど、おいしい!とまではいかない。(個人的な感想なので、もちろんおいしいと感じる人もたくさんいます)


あとそういったレシピをよく見ると、調整豆乳を使っていたり(無調整豆乳でもOKと書いてはいるけれど)、砂糖をたくさん入れていることもよくありました。

日常的に飲むので、砂糖や糖分はあまり入れたくないんだよなあ、というのが本音でして。
無調整豆乳をホットドリンクでおいしく飲むのは難しいのかな、と半ば諦めていたのですが…


ありました!
無調整豆乳でもホットで飲めるおいしい飲み方が!!

無調整豆乳は香りの強い紅茶と合う


以前から、温かい紅茶に無調整豆乳を足す飲み方はよくしていました。
リプトンとか日東紅茶とか、スーパーで大袋で売っているタイプのあの紅茶です。

すごくおいしいわけではないけど、まあまあ飲めるしコレでいいか、という気持ちで。


ある日、頂き物の紅茶に「アールグレイ」があったので、なんとなく普段の淹れ方で飲んでみることにしたんです。
熱湯で抽出したアールグレイティーに、無調整豆乳を足して飲んでみると…


めちゃくちゃおいしい!!
なにこれ、こんなに合うの!?


と驚愕しました。本当にびっくりするくらいおいしかった!


アールグレイの強めな香りが、無調整豆乳の豆っぽい臭みをうまく消していて、飲んだ後の口内にも紅茶の香りが残ります。
あと、不思議なことに無糖のはずの紅茶が普段より甘く感じるような。

コーヒーやココアと無調整豆乳を混ぜたときのような、豆っぽさや黄な粉っぽい匂いもしません。


この飲み方を発見してからというもの、アールグレイの紅茶を常備するようになりました。
もう十年ちょっと前のことですけど、今でも豆乳でホットドリンクを飲みたいときは基本コレです。

アールグレイならトワイニングが手頃な価格でおいしい!
安いにのしっかりと香りがあって、毎日飲むにはぴったりです。

豆乳が苦手な人でも飲める!豆乳紅茶のレシピ

ただ、どんな淹れ方をしても絶対おいしいという事でもなくて、時間がなくてテキトーに紅茶を淹れた時は、やはり無調整豆乳の臭みが気になりました。


ということで、私が普段飲んでいる豆乳紅茶の淹れ方のポイントはこちら!

無調整豆乳でソイティー

  • アールグレイのような香りの強い紅茶葉を使う
  • 沸きたての熱湯を使い、カップもしっかり温めておく
  • 紅茶はしっかり濃い目に出す。(5分くらい)
  • 豆乳は温めず、そのままカップの紅茶に注ぐ

個人的な感想で言うと、豆乳はホットで飲むときも極力加熱しないほうがいいです。

マグカップ1杯の紅茶だと、豆乳は50cc入れないくらいでも十分おいしくなります。これくらいだと、豆乳を温めなくても紅茶の温度はそんなに下がりません。(むしろ熱々から少し飲みやすいくらいの温度になる)

飲んでる途中に紅茶が冷えてしまって、レンジで温め直ししたこともありますが、そうするとほんのり豆くささが出てくる気がするんですよね…。


もし紅茶:豆乳を半々か、豆乳多めで飲みたいときには、豆乳を温めて加えて、さらにシナモンなどの香りの強いスパイスを少量足してみましょう。豆くささがアールグレイの香りとスパイスで中和されて、ホットでも気にならず飲みやすくなります。

豆乳の人気はこれからも続く!?

私が豆乳を飲みだしたのは結構前のことなんですが、その頃から豆乳人気はずっと続いている気がします。
それだけ豆乳の美容成分や健康効果が高いということでしょうし、飲みにくくても飲みたいと思う人が多いってことなのかも知れません。

どうせ飲むならおいしく、続けるなら楽しんで♪
おいしい豆乳生活をはじめてみましょうヾ(〃^∇^)ノ