サラダの玉ねぎが、めちゃくちゃ辛い!!

先日、玉ねぎサラダを作ってみたんですが…
とても食べれない!ってくらい、玉ねぎが辛かったんです(-∀-`; )


レシピ通りに、きちんと水にさらしても、
玉ねぎの辛みが抜けていないときって…ありませんか?


辛い玉ねぎでも、生のまま美味しく食べたいとき、
「玉ねぎを水にさらして辛み抜きする」方法が有名ですよね。

ですが実は、
水にさらすよりももっと、効果的な方法があるんです(*´ー`)♪


それは、電子レンジを使うこと!

とは言っても、何も考えずにレンジでチンしちゃうと、
シナシナ、やわやわな玉ねぎスライスになってしまいます…。

これじゃ、玉ねぎサラダには使えそうにないですよね。


ところが、ちょっとしたポイントに気をつけると、
電子レンジを使っても、玉ねぎの食感や風味が損なわれません!
もちろん、問題の辛みはしっかり飛ばすことができます(*´∀`)

ということで、今回は…

辛い玉ねぎをサラダにしたい!
電子レンジでシャキっと美味しくする方法!


こんな豆知識について、詳しくお話していきます。
辛い玉ねぎも、シャキっと美味しく変身させちゃいましょう!

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玉ねぎサラダの辛味をレンジで消す!

「サラダに使うのに、加熱しちゃうの?」

そう思ってしまいますが、電子レンジを上手に使えば大丈夫。
ツンとした辛みが消えるのに、玉ねぎの食感はしっかり残せます!


辛み抜きの方法はとても簡単で覚えやすい、この4ステップです。

  1. 玉ねぎを、薄~くスライスする
  2. スライスした玉ねぎを、お皿に広げて放置する
  3. 電子レンジで、加熱する
  4. 冷めるのを待つ

それぞれの工程で美味しく作るコツがあるので、
順番に、詳しくご説明していきますね(*´∀`)

辛い玉ねぎスライスの切り方

まずは、最初のステップです。

普段、玉ねぎをどんな型に切っていますか?

かなり基本的なことなんですが、とても重要なポイントなんです。
というのも、玉ねぎスライスの切り方を少し変えるだけで、
玉ねぎの辛さも、違ってくるんです。


ポイントは…ここ!

玉ねぎの繊維に対して、直角に切る!



「どうして、こんなに辛いのかな~…」
…と思っていた、わたしの作った玉ねぎサラダ。

よく考えてみると、
玉ねぎの繊維に平行にしたまま、切っていましたヾ(;´▽`A“
これが、辛い玉ねぎサラダになってしまう原因だったんです!

玉ねぎの繊維を直角に切ることによって、
辛みを含んだ細胞が、繊維と共にズバっと分断されます。

この画像を見ると、向きがイメージしやすいと思います。

オニオンリングと同じ方向の切り方ですね。
持ち上げると輪っかになるような向きです!


電子レンジを使わない場合でも、
スライスする向きに気を付けるだけでも、かなり違います。
ちょっとした工夫なので、ぜひお試しください♪

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辛み成分アリシンはお皿に広げて放置!

玉ねぎの辛みは、アリシンという成分によります。

このアリシンは、揮発性(きはつせい)の成分なんです。
放っておくと、空気中にフワ~っと消えていってしまうんですね。

スライスした玉ねぎは、その断面がたくさん空気に触れるようになります。
そうすると、玉ねぎの辛み成分が空気中に飛んでいってくれるんです。


ポイントは、ここです!

冷蔵庫ではなく、常温で放置する



玉ねぎの断面をたくさん空気に触れさせるために、ラップは不要です。
最低でも、15分ほどは放置しましょう。

全体に空気を含ませるように、
時々、かき混ぜれば更にアリシンが揮発しやすくなりますよ。


料理に使う玉ねぎにもよりますが、3時間ほど放置しておくと…
レンジを使わなくて充分なほど、辛みが抜けますよ~!

電子レンジで玉ねぎスライスを加熱する


常温で放置しておいても、まだちょっと辛いときや、
放置してる時間がない!…なんて時には、電子レンジでチンしちゃいましょう。

放置時間が省略できて、かなりの時短になります(*´∀`)


ここでも、押さえておきたいポイントは!

お皿に広げ、20~30秒加熱する



この時も、ラップは不要です。
ラップをしてレンジでチンしてしまうと、
せっかくの玉ねぎスライスが、フニャフニャに…

時間の目安は、500wの電子レンジの場合です。
お使いの電子レンジのワット数によって、様子をみて下さいね。


途中で味見をしてみて、まだ辛みが気になるのなら、
10秒ずつ小刻みに加熱していきましょう。

加熱し過ぎると、火が通ってしまって、
せっかくの食感が悪くなってしまいますので、ご注意を。

少しずつ、時間を増やして下さいね(*´∀`)

水にさらしちゃダメ!冷めるまで待つ

辛みが抜けたら、玉ねぎスライスが冷めるまで放置します。

急いでいると、
どうしても、水にさらしてしまいたい気持ちにもなりますが…
ここは、グっと我慢です!


というのも、玉ねぎの栄養成分である「硫化アリル」は、
水にとても溶けやすいからなんです。
水にさらしてしまうと、せっかくの栄養も逃げてしまいますし、
水っぽい玉ねぎになってしまいます…


玉ねぎを冷ましている間に、
サラダの具材を揃えたり、
他のおかずを調理したりしておくと、
待ち時間も有効活用できますよ~

辛くない玉ねぎの選び方

また、最後にこそっとお伝えしますが、
玉ねぎの種類によっても、辛さがビミョ~に違うんです。

新玉ねぎは、もともと辛味が少なくて有名ですよね。
ただ、シーズンが限られているのがネックです。

実は、一年中手に入る玉ねぎにも、
新玉ねぎに似た種類があるんですよ~。


玉ねぎサラダにぴったりなのは、白い皮の玉ねぎです!

よくある茶色の皮の玉ねぎに比べると、
店頭で見かけることは、ちょっと少ないかも知れません。

それでも、新玉ねぎのようにシーズン限定ではないので、
探してみると意外と見つかったりします(*´∀`)
新玉ねぎが手に入らないシーズンには、ぜひお試しください。


それでは、最後にまとめです!

  • 玉ねぎは、繊維を断ち切るように薄くスライス
  • お皿に広げて、最低15分間は放置
  • 電子レンジで、少しずつ加熱する
  • 水洗いはせず、冷めるのを待つ

たった4つのステップですが、
こうすることで玉ねぎの辛い刺激は、かなり抑えられます。

甘味とシャキシャキ感を楽しめる、玉ねぎサラダ♪
今日の献立に、ぜひどうぞ!