美味しいものはたくさん食べたいし、おかわりだってなんのその!
そして気付くと、食べ過ぎでパンパンに膨らんだお腹を見て「やってしまった…」と反省してしまうものです。

そんな暴食のあとに、ひたすら苦しいお腹の不快感なんともいえない内臓の気持ち悪さと戦っている方は多いんじゃないでしょうか。

私も食欲には自信がありまして(笑)、ドカ食いのあとにはいつも、どうやったら早く消化してスッキリできるのか、毎回あれこれ試してきました。


という事で、今回は「食べ過ぎて苦しい!なんとかして消化を早めたい!」というあなたの為に、私自身がこれは効いたな~という対処法を紹介していきます。
色々なケア方法をピックアップしたので、あなたに合う消化促進テクニックを見つけてくださいねヾ(〃^∇^)ノ

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食べ過ぎて苦しい時の正しいケアは?

「食べ過ぎた~」とお腹が苦しくなったり気持ち悪くなった時に、その不快感を消してしまうには、とにかく早く消化させてしまうこと。

消化促進のための小技は色々ありますが、消化を促す食べ物や飲み物にはこんなものがあります。

コーヒーで消化促進

食後に飲むことも多いコーヒーには、カフェインとクロロゲン酸という成分が含まれています。
これらの成分には消化を促進してくれる作用があるので、食べ過ぎにも「食後のコーヒー」は大正解!

また、カフェインの作用には利尿効果もあり、老廃物を排出してくれます。
食べ過ぎた後のむくみ対策にも、効果が期待できますね。

気持ち悪さはフルーツジュースが効果的


りんごやパイナップルには、消化を助ける働きがあります。
そのまま食べるのもOKですが、より作用を高めるためにすりおろしたり、ミキサーにかけて飲みましょう!

手っ取り早いところだと、お店に売っているようなパックのジュース(果汁100%)でも大丈夫ですよ。
フルーツの爽やかさで、胃の気持ち悪さもすっきりします♪

炭酸水

「えっ?余計にお腹が膨れるんじゃないの?」

…と思うかも知れませんが、実は炭酸水には消化を助けるパワーもあります。

炭酸水が胃の中に入ると、そこで炭酸ガスが発生します。
炭酸ガスが発生することで、胃のぜん動運動が激しく刺激されるんですね。
そうやって「動け動け!」と胃が刺激されることで、身体は胃の消化を促進しようと動き始めます。その結果、消化の働きが活発化するんですよ(*´∀`)

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ガムを噛もう!

ガムを噛むことで、口の中の唾液の分泌が盛んになります。
唾液には消化吸収を助ける成分が含まれており、この唾液をたくさん出すことで、消化促進につながります。

私も食べ過ぎてお腹が苦しいときや、胃がむかむかと気持ち悪いときなどには、手軽なのでこの方法をよく使います。
ちょっと食べ過ぎたかな?程度なら、比較的短い時間で楽になってきますよ~。

食べ過ぎた翌日は野菜でケア


食べ過ぎた当日の夜や、その翌日など、なんだかまだ胃が重いような、気持ち悪いような…
そんな感じがしたら、胃腸を休ませる意味でも積極的に摂りたい食べ物はこちら。

  • キャベツ
  • キャベツは消化に良く、胃粘膜の再生を促す効果があります。

    胃腸薬でも「キャベ○○」と、キャベツっぽい名前のついたものが有名ですよね。
    あれも、キャベツの有効成分を使っていることから名付けられています。

  • 大根
  • 生の大根には、たんぱく質や脂質の消化を促す「酵素」がたくさん含まれています。

    加熱するとその酵素が弱まってしまうので、生のまま、大根サラダや大根おろしにして食べましょう。

  • 長いも
  • 長いもにも大根と同じく、消化酵素が多く含まれていて、更には食べ過ぎで弱った胃粘膜を保護する働きもあります。

    こちらも、ぜひ生で食べて下さいね。

胃薬のチカラも借りようかな…
という時には、こちらの記事を参考にして胃薬を選んでみて下さい。飲みやすさや状況別に紹介しています。

食後に苦しい・お腹が重いときの過ごし方

食後のちょっとした過ごし方にも気をつけると、お腹がこなれてくるスピードも、かなり違ってきます。

たとえば「お腹を右下にして寝ると、消化を助ける」というのは有名ですよね。
この次は、そういった食べ過ぎた後の過ごし方のテクニックです!

軽い運動で消化を早める

とにかく、胃が食べ物でいっぱいで苦しい。
早く消化させたい…!

こんな時には、身体を軽く動かすのも効果的です。

ですが、食後にすぐ運動するのはNG!
ご飯を食べてから時間が経たないうちに、走ったりすると横っ腹が痛くなったこと、ありませんか?
この痛みには意味があって、運動で使われる筋肉に血液が集まってしまうことによって、「やばい!消化の為の血液が足りないぞ!!」という、消化器官からのSOSなんです。

…なので、食べ終わったあとは少しのんびりして、身体とお腹を落ち着かせましょう。

食後の一服のめやす時間


  • キツめの運動(ランニングや筋トレなど)
    食後 約2時間
  • 軽い運動(ウォーキングやストレッチなど)
    食後 約30分
  • ※あくまで目安ですので、ご自身の体調とよく相談して下さい

少し一服して、お腹が落ち着いてきたら…
ウォーキングや自転車を漕ぐなど、負荷の軽いゆったりとした運動が、おすすめです。

また、ぬるめのお風呂に入って身体を温めるのもおすすめ。身体の代謝を上げて、消化を促すことにもつながります。

吐き気や胃痛にはツボが効果的

身体中には色々なツボがありますが、もちろん消化を助ける効果のあるツボもあります。

ツボ押しというと難しそうですが、初心者さんでも簡単に見つけられるツボを、二つご紹介します。

胃痛や吐き気に「中月完(ちゅうかん)」

お腹の「みぞおち」と「おへそ」を、タテに結んだ線のちょうど中間点にあります。
「月完」というのは中国語で「胃、または胃の内部」という意味だそうです。なので、このツボは「胃の真ん中」という意味なんですね~。

これは消化不良や胃の痛み、冷えと嘔吐にも効くツボです!

消化器官の働きを助ける「天枢(てんすう)」

おへそから、ヨコに指3本分(4~5cmくらい)外側にあるツボです。ちょうど、腹筋の山の一番高い辺りですね。

これは、大腸に効果テキメンなツボの一つです。胃腸炎や便秘、消化不良に効きます。


ツボの位置がなんとなく分かったら、最初はすこ~し優しく、押しはじめましょう。
だんだんと圧を強めていき、「イタ気持ちいい」くらいの強さで刺激します。

食べ過ぎちゃう原因は?

「ここ最近、やけに食べ過ぎてしまう」
「食べても食べても、満足しないんだよねえ」

ということが気になってきたら、身体や心が少しお疲れモードなのかも知れません。
特にダイエットに励んでいる人ほど、突発的にドカ食いに走ってしまう傾向が強いようです。心当たりのある方は、こちらの記事も読んでみて下さい。

関連記事:「食べ過ぎてしまう原因は?ダイエットとストレスの関係!」

食べ過ぎた後はお腹を労わろう

食べ過ぎた当日~翌日あたりまでは、なるべく消化の良い物を食べるように心掛けて、内臓の疲れを取ります。

頑張った胃や腸をしっかり休ませてあげることで、また美味しいものをたくさん食べられるようになりますからねヽ(・∀・)ノ