旅行や出張などで新幹線に乗るとき、
車窓からの景色を楽しみにしている人は多いはず。

利用者の多い東海道新幹線からの車窓では、
世界遺産にも登録された、
富士山が見えるポイントが、随所にあります。
せっかく見るチャンスがあるのに、逃してしまっては勿体ない!

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新幹線の車窓から、富士山がキレイに見えると…

「おっ、今日はいいことがあるかも!」
「ご利益、ご利益♪」

なんて、気分もアガってきます。

新幹線に乗るのなら、
ぜひ、富士山の姿は見ておきたいところですよね。

ということで今回の記事では、
新幹線から見える富士山を、絶対に見逃さないために!
おすすめの座席位置や、富士山の通過時間など、
事前に押さえておきたいポイントを、しっかりご紹介します。

新幹線で富士山の見える座席は?

まず、大切なのは「座席」!

富士山がよく見えるのは、
海側とは反対の、山側の席からです。

<富士山の見える座席>
  • 新大阪方面
  • 進行方向に対して右側
  • 東京方面
  • 進行方向に対して左側

大抵の新幹線の座席では、
D・E席富士山側の座席です。

A・B・C席が、
その反対側の座席になります。
新幹線座席図
指定席を予約するときに、
できるだけ、窓側のD・E席にしましょう。

乗り慣れている人は、当たり前のようにD・E席を予約します。
二人掛けということもあって埋まりやすい座席なので
できるだけ早めに予約しておきましょう。

富士山が見える駅や撮影ポイント

新幹線の車窓から富士山を望めるのは、
「新富士駅」の前後です。

とはいえ、油断は禁物!
各駅停車の「こだま」にでも乗車していない限りは、
油断していると、あっという間に、通り過ぎてしまいます。

うっかりしていて、

アレッ?通り過ぎた!?」
 Σ(´□`;)ガガーン

なんてことに、ならないように!
(筆者経験済みです)


ということで、
  • 富士山が見える時間帯
  • カメラを準備するタイミング
これについて、
それぞれ、まとめておきましたヾ(〃^∇^)ノ

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東海道新幹線下り 名古屋・新大阪・博多方面から

まずは、下り路線の車窓案内です。

東京駅から、
名古屋・新大阪方面への新幹線に乗った場合ですね。


東京駅を出発して、
富士山の見えるポイントに到達する時間は、
どの列車でも、ほぼ同じです。

icon-hand-o-right 富士山が見えるまでの時間の目安
  • 東京駅から45分
  • 品川から38分
  • 新横浜から26分
  • 三島駅(通過)から3分

熱海駅を通過したあたりから、
車窓のほうに、目を向けておけば安心です。


天気が良ければ、
三島駅の手前からも、富士山が見えますよ。

ですがその後、手前にある愛鷹山に、
一旦、富士山は隠れてしまいます。

icon-smile-o ちょっと豆知識!
こんな風にして
富士山が、愛鷹山などの手前の山によって、
隠されることを「消え富士」と言います。

そんな名前が付いているなんて、風流ですよね~。

三島駅を通過してから、
およそ3分ほどで、
富士山が、ふたたび姿を見せはじめます。

富士山(下り
ここから、
富士山が ずぅーん と、
目の前に広がってきます(*´∀`)

東海道新幹線の車窓のうち、
数多くの写真家さんを虜にする、絶景です!

東海道新幹線上り 東京方面から

次は、上り路線の車窓案内です。

名古屋・新大阪駅から、
東京方面への新幹線に乗った場合ですね。

icon-hand-o-right 富士山が見えるまでの目安
  • 新大阪駅から1時間45分
  • 名古屋駅から50分
  • 静岡駅(通過)から5分

静岡駅を通過すると、
トンネルが連続します。

まずは、短いトンネルを1本通過。

その後すぐに、
長いトンネルが3本、続きます。

3本目の最後のトンネルに入ったら、
車窓に、注目しておきましょう!

最後のトンネルを抜けると…
すぐに、富士山が姿を現します!

富士山(のぼり
トンネルを抜けるまでの時間、
「今日は見えるかな~」というドキドキ感が、たまりません(笑)


ちなみに、この写真は、
新幹線が、トンネルを抜けてすぐ。

富士川を渡る鉄橋を、通過している時です。

この【鉄橋】を通過してからは、
防音壁や住宅街などが、
常に、視界に入ってきてしまいます。

そうなると、
障害物なく富士山を見るのは、
ちょっと、難しい感じに…(´~`)


「これぞ、富士山!」
というような写真を撮るなら…

トンネルを抜けてから、
鉄橋を渡っている間が、個人的に超おすすめです!

icon-smile-o ちょっと豆知識!
新富士駅周辺は、工場地帯が広がっています。

「工場と富士山」「煙突と富士山」
…みたいな、ちょっと変わった組み合わせも見られますよ。

また、天候や条件に恵まれると、
新富士駅前後のおよそ4分間、
ず~っと、富士山が見られます。

筆者も、一度だけ遭遇しましたが…
感動のあまり、手が震えてました(*´∀`)

やはり富士山っていいな。旅っていいなあ。
そう心から感じましたね。

富士山が見やすい季節はいつ?

富士山の見えやすさは、その日の気候や温度に大きく左右されます。

当たり!と感じることが多い日は、冬の季節の晴れの日。、
空気が澄み渡っており、くっきりと見える確率が高まります。
その反対に、春~夏などの気温の高い日には、
晴れていても、霞んで見えにくい日が増えがちです。

とは言え、冬はお天気が崩れやすいこともあり
どよーんと曇った日が、連日続きやすいという問題も。

やはり見えるかどうかは、
「運」次第といったところですね。

きれいな富士山が、見えますように…
物陰から、祈っています!ヽ(≧▽≦)ノ