新幹線に乗るとき、いつも気になるのが…
あの「葉っぱのマーク」がついた車両。
そう!グリーン車です。
ついつい駅のホームでも、横目で眺めてしまうのですが、新幹線のグリーン車って、普通車と一体何が違うんでしょう?
値段が違うのは分かりますけど、具体的にどれくらい普通車からグレードアップしてるのか…
実際に乗った人に、聞いてみても、
「広くて静かだね」
みたいな感想くらいしか、聞けませんし。
違うんだよ…!
もっと、細かいところが知りたいのよ!
(かゆいところ、に手が届かない感じ)
同じように思っている方も、きっと、少なくないだろうなあと思います。
ということで!
最近、私用で乗る機会があったので…
乗らないと、なかなか分からない、新幹線のグリーン車の内部について、ガッツリ、調査してきました!
お出かけに新幹線を使う際に、参考にでもして頂ければ、光栄ですヽ(・∀・)ノ
新幹線グリーン車の座席は?違いはここ!
それでは早速、グリーン車の中をご紹介。車内の座席はこんな感じでした。
普通車では2列シートと3列シートですが、グリーン車では、全席2列シートになっています。
そのため、1列の横幅が広くなっているんです(*´∀`)
内装も、普通車に比べてラグジュアリー。
おしゃれです。
床も、ホテルの廊下のようにカーペット敷きなのです。
さてさて、乗車中、お世話になる自分の座席シート。
これも普通車のシートに比べると、どっしりした作り。座り心地も、良く感じます。
いざ、座ってみると、
「ん?なんだコレ?」
と思うものが、前の座席の背面にくっついています。
横についているレバーを押すと…
がちゃーん!と降りてきて、フットレストになります。
長時間座るなら、これがあるとかなりラク!
長旅の足の浮腫みが気になる女性にも、これは嬉しいオプションです。
隣の席との間は、こんな感じ。
お隣の席との境界の肘置きにも、だいたい、ペットボトル2本分くらいの幅があります。
このお蔭で、隣の席の方ともそこそこの距離を保てるので、合い席しても、そこまで気になりませんね~。
ちなみに、ここにはスイッチがついていて、自分の座席上から、手元に明かりを照らせます。
長旅の友、読書には最適!
ありがたや!
お次は、座席の広さです。
ごく標準体型の管理人(女性)ですが、実際に座ってみると、これくらいの余裕が。
前の座席との距離も、かなり余裕があります。
身長160cmくらいまでなら、足をまっすぐ伸ばしても、前の座席には当たらないと思います。
シートの横幅は、管理人が座っても余裕たっぷり。
試しに、ペットボトルを置いてみましたが、それでもまだスカスカ。身体の大きい人でも、これなら、ゆったり座れますね~。
むかし、体重3ケタの知人が、
「新幹線は普通車の座席がね~… お尻、キツイんだよね」
と言っていたのを、ふと思い出しました(笑)
もちろん、お食事に必要な簡易机も、肘置きから、にゅっと出てきます。
大きすぎず、小さすぎず。
ノートPCなどを広げるなら、もう少し、大きさが欲しいところですが、ちょっと食事するには、ちょうど良いサイズです。
乗車する車種にもよりますが、普通車に付いている大きめの机も、別途、完備されています。
座席以外に、何が違う?
さて、ざっくりとご紹介してきましたが、グリーン車の内部設備はこんな感じでした。確かに、座席まわりの設備が、普通車に比べてグンと快適に作られています!やっぱり旅はこうでないと♪と、不思議と普段よりもテンションも上がってきます。
富士山をグリーン車の車窓から眺めることが出来たのですが、その景色を独り占めしている感覚がすごかったです(笑)
これも、座席がゆったりとしているからなんでしょうね。
「新幹線から富士山を見たい!」
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ただ、座席のクオリティだけで終わらないのがグリーン車。
乗車してから時間が経つにつれ、シートの特別感だけではなく、普通車とは「やっぱり違うなあ」と感じることが多々ありました。
グリーン車って、簡単に言えば「ゆったり」した車両なんです。
座席もそうですし、どことなく、漂っている空気もゆったりしていたんですよね。
まとめると、こういったところです。
人の出入りが少ない
普通車の指定席や、自由席なんかだと、駅に停車するたび、バタバタと人が行来きしますよね。グリーン車はそれが少なくて、割と、長距離で利用されている方が多いようです。乗り降りする方が少ないので、ガタンゴトンという物音に、起こされずに済みます。
グリーン車はとにかく静か
まず座席が少ないので、利用者自体が少ないこともありますが、大騒ぎするような人は、あまり乗ってきません。乗車している方も、眠っていたり、車窓からの景色を、静かに楽しんでいる方が多いですね。
控えめな照明でリラックス
お昼の明るい時間帯だと、気付きにくいのですが、グリーン車の車内照明は、普通車に比べて暗めです。そのおかげで、自然とリラックス感が出てきて、くつろげます。
気が付いたらウトウト…という感じです。
あと、ブランケットも自由に借りられるので、寒がりな方でも、その類の手荷物が減るのが地味に助かります。
一人ひとり、手渡しで頂ける、「おしぼりサービス」ひとつにも、グリーン車の特別感を感じます。
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グリーン車の料金っていくらくらい?
乗車する区間や時期によって、多少の金額の差は出てきます。
だいたい、
指定席料金+約4000~6000円=グリーン料金
というイメージでOK!
最近は、早割などを使うことで、正規の料金から割引が効いたりするので、実際に乗車されるときには、事前にチェックしてみて下さいね。
まとめ
新幹線の座席のグレードを上げるって、ちょっと、勇気が要りそうな気がしますが…でも、飛行機のエコノミークラスを、ビジネスクラスに、格上げしようと思ったら、これって、結構な覚悟が要りますよね~(-∀-`; )
それに比べたら、新幹線で、
「グリーン車に乗ってみようかな?」
というのは、まだハードルが低いかも、とも思えますね。
それでは、良い旅を!ヽ(・∀・)ノ