風邪を引いたかな?と思ったとき、
栄養補給と、ガッツリ休養!で治すのもいいですが
頼れる味方なのが「風邪薬」ですよね!
忙しくて、病院に行く時間がない!という時でも、
薬局やコンビニなどに行けば、
風邪薬を、購入することが出来るようになりました。
いつでもどこでも、手軽に手に入りますよね~。
助かってます!
そんな、身近な存在の風邪薬…
とりあえず、
「飲めばいい!」
と思っていませんか?(´~`)
「持病なんかもなくて、 他に、薬は飲んでいないから…
飲み合わせなんて関係ないよね」
なんて…。
それは、
ちょっと待ったーーーーー!!! (#`Д´)ノ
実は、「薬の飲み合わせ」とは
持病などのお薬との組み合わせ、だけではないんですよ~
普段気にせず、口にしている、
コーヒーや、お酒などなど。
そういった、身近な「飲み物」でも…
薬との組み合わせによっては
危険な作用を起こすこともあります。
今回は、お世話になることが多い風邪薬について、
その飲み合わせの危険性について、詳しくリサーチしました。
風邪薬の飲み合わせに危険が潜む!?
まず、薬を水やお湯以外のもので飲むと、
その効き目が強まったり、弱まったりすることがあります。
なるべく、お水で飲む習慣をつけたいところですが、
「手持ちにお水がない!」なんて時も、勿論あると思います。
いざという場合に、慌てないように、
可能な限り「避けたい飲み合わせ」を覚えておけば安心です!
ついつい、やってしまいそうな飲み合わせには…
こんなものがあります。
コーヒー+風邪薬
市販の風邪薬には、眠気を防ぐためなどに
「カフェイン」を配合されているもの、が多くなっています。
それを知らずに、コーヒーを飲み過ぎると、
カフェインの過剰作用が起こる場合があります。
頭痛や眠れなくなったりする、といった症状が出てきます。
あなたが、今飲んでいる風邪薬が、
どのようなタイプなのか?
箱書きや説明書などで、
しっかり、確認しておきましょう。
グレープフルーツジュース+風邪薬(抗生物質)
グレープフルーツの成分の中に、
消化器官の中にある、代謝酵素の活動を邪魔する成分が含まれています。
それによって、
代謝される筈の成分が
通常より多く身体に残ってしまいます。
これを分かりやすく説明すると…
薬を1錠しか飲んでいないのに、
2~3錠飲んだのと同じ状態になってしまいます。
薬が効き過ぎてしまう!、という事ですね。
牛乳+風邪薬(抗生物質)
牛乳といえば、カルシウム!
…というイメージがあるくらい、牛乳にはカルシウムが豊富です。
このカルシウムと、一部の抗生物質の成分が、
結合してしまう場合があります。
カルシウムと薬が結合すると、
体内で消化吸収されにくい「キレート」という構造に変化し、
薬の効き目が弱くなってしまう、ことがあります。
アルコール類+風邪薬を含む、すべての薬
これは絶対NGです!
アルコールによって、
薬に対する肝臓の『解毒作用』が遅れて、
通常より効き目が強く出る傾向があるんです。
全ての薬において言えることですが、
特に…
・睡眠薬
・精神安定薬
・鎮痛薬
この3種類などでは、効き目が増強され、
意識障害や、昏睡状態に陥ることもあります(゚Д゚;)
また、風邪薬の成分でもある解熱鎮痛薬も
アルコールと一緒だと…
・胃腸の粘膜を傷つける
・肝障害を起こしたりする
など、かなり怖い可能性が指摘されています。
お酒で風邪薬を飲むのは、
百害あっても、なんのメリットもありません。
「自分は平気だよ!」
と言ってる人が居たら、止めてあげてくださいね~!
◆◆◆
身近な薬や、飲み物などで
飲み合わせに気を付けたいものを挙げてみました。
コーヒーも意外でしたが、
アルコールって、思った以上に怖いですね…
飲んじゃダメ、絶対。ですね。
アルコールと風邪薬
たとえば、
「風邪薬を飲まないといけないのに、お酒飲んじゃった…」
というような場面が、あったとします。
アルコールを飲んでしまったとき。
風邪薬を飲むまでに、
どれくらいの間隔をおいたらよいのでしょう。
実は、これについては、
一概にはなんとも言えない
のですよね…。
一般的に、アルコールも薬も、
おおよそ2時間程度で、肝臓で分解されるといいます。
しかし、飲んでいる薬の種類や、
飲んだアルコールの量など…
個人の耐性によっても、かなりバラつきがでます。
なので、アルコールを飲んだときは、
風邪薬などの薬は飲めない、と考えましょう。
しっかり、アルコールが身体から抜けるまで、
控えるのがベターです。
飲み合わせが気になったら…
いかがでしたでしょうか。
意外と怖い、風邪薬の飲み合わせでした!
また、同じ作用・効果であっても
薬の種類によって配合されている成分が異なります。
○○と△△は一緒で大丈夫?
…などが気になったら、薬剤師さん等に質問しましょう。
わたし自身、実は…
今までは、あまり箱書きや説明書を読まずに
さっさと薬だけ飲んでしまうタイプでした!(´ー`A;)
これからは心を入れ替えて、
説明書など、しっかり目を通すようにしようと思います!