しめ飾りを飾ると、
一気に、お正月気分になりますよね!

でも、このしめ飾り…

いつから飾って、いつ外すのが正解なんでしょう?


わたしの家では、

「ご近所さん、飾り始めたなあ」
「あ、ご近所さんはもう飾ってないわ…」

…のように、
まさにご近所任せ、で取り外しをしていました(-∀-`; )

(す、すいません!)

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というわけで、
いつまでも、周囲の雰囲気任せでは恥ずかしい…ということで

「しめ飾りは、いつからいつまで飾るのか?」

今回は、そんな疑問をリサーチしました!


また、飾り終わったあとにちょっと困りやすい、
しめ飾りの処分の方法についても、最後にご紹介します(*´∀`)



お正月のしめ飾りの意味って?


そもそもしめ飾りとは、
どういった意味で、飾るのでしょうか。

せっかくなので、簡単にご説明しますね( ̄▽ ̄)b



しめ飾りとは、しめ縄で作ったお飾りのことです。
しめ飾りは本来、「注連飾り」と書きます。


これを飾ることで、

「ここは、神様をまつる神聖な場所なんだよ!」

と示すことができるんです。

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icon-hand-o-right しめ縄の飾りの意味
  • 新しいわら … 古い年の不浄を払う
  • 紙垂 … 邪気を払い、神域を示す
  • ウラジロの葉 … 誠実・清廉潔白を象徴する
  • ダイダイの実 … 家系繁栄などの意味をもつ


この飾りのひとつひとつに、意味が込められているんですね~。


そして、しめ縄飾りによく付いているミカン

「どうしてミカンが?」

…と思ったことはありませんか?


なぜミカンが、主に使われているのかと言うと…

その色が橙(だいだい)色のため、
上記のダイダイの実として、飾られているんです。


橙は、実が育っても木から落ちないことから、

『その家が代々、没落せずに栄えますように…』

という願いが、込められているんですよ。

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思えば子供のころ、

「どうしてミカンが付いているんだろ…」
「これは、後で食べるのかな?」

と、疑問に思っていたので、解決しました。ヽ(・∀・)ノ

ちなみに、後に解説がありますが…
しめ飾りのミカンは、食べちゃダメですよ~!



しめ飾りを飾るのはこのタイミングで!


しめ飾りを飾り始める日は、
地域によって、多少異なるようなんです。


一般的には、
クリスマスの後から、12月28日までに飾るようにします。

この期間にも、きちんと意味があって、
29日と31日に飾る事は、縁起が悪いとされているのです。


12月29日


「9」という数字から「二重苦」「苦立て」と言われ、
昔から、避けられています。


12月31日


元旦まで1日しか、残っていないため
「一夜飾り」と言われ、敬遠されます。

迎え入れる神様に、失礼であると言われてるんです。

お葬式の飾り付けが1日で済む事から、
それと同じなのは、失礼だし縁起が悪いだろう、ということですね。



このことから、年末の大掃除が終わった後、
27日か28日に飾るお宅が、一番多いようです!


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しめ飾りを外すタイミングは?


さて、飾り始める時期は分かったものの、
そのあと、いつまで飾るものなんでしょうか。


これにも決まりがあって、
しめ飾りを飾るのは、「松の内まで」と決まっています。


icon-hand-o-right 松の内ってなに?

松の内の「松」は、松飾り(門松)を指します。
松飾りは、お正月を迎えるために門や玄関にかざる松のことです。

お正月には、
この松を目印にして「年神さま」が、降りてくるといわれています。


この松飾りを飾っておく期間を、
年神さまがいる期間として、
昔から「松の内(まつのうち)」と呼んでいるんです。


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一般的には、松の内は「1月7日」までとされています。

ちょうど、七草粥を食べる頃ですね(´▽`v)


ただ、お住まいの地域によっては、
小正月(1月15日)や、二十日正月(1月20日)まで、という場合もあります。

気になるときは、ご近所さんに尋ねてみましょう。


ちなみに、角松も飾るのもしめ飾りと同じ期間です。
両方同じと覚えておけば、混乱しませんよ!




しめ飾りの処分方法や、捨て方は?


しめ飾りは、毎年新しいものを用意するので
クリスマスリースなどのように、使いまわしはしません。

では、手元に残ったしめ飾りはどうするのか…


はずしたお正月のお飾りは、
「お炊き上げ」をしてもらいます。

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神社や寺院で、
書き初めした用紙などと一緒に、燃やされます。


関西では、どんど焼き
関東では、左義長などと呼ばれていますね。


日取りは、地域によって異なりますが、
だいたいは、1月7日か15日が多いようです。


もし、
「お炊きあげの日に、持っていけない!(゚Д゚;)」なんて場合でも…


大丈夫!心配無用です!

神社に奉納する場所、があることが多いので、
一度、ご近所の神社に相談してみましょう。


可能なら、お庭などで自分で焼いても良いそうですよ。


お炊きあげをすることで、
そこでやっと、しめ飾りの役目は終わりになります。

飾りを外したからといって、
ミカンを食べてはいけないのも、納得できますね~(-∀-`; )



では、最後のまとめです!

  • しめ飾りを飾るのは、27日か28日あたりから!
  • 松の内のあいだ(一般的に1月7日まで)は飾っても大丈夫。
  • 七草がゆを食べる1月7日ごろに、外してもよいでしょう。
  • 美味しそうでも、ミカンは食べちゃだめ!


筆者も、今年からは…

ご近所さんを気にせずに、
しめ飾りを、堂々と飾り付けられそうです!(´3`)