もうすぐ、お正月!
年賀状作りが終わると、ひと段落ですよね(*´∀`)
しかしそんな時に、
「しまった!」
「喪中の人に、年賀状を出してしまった!」
と気付いてしまったら…?
お相手からの喪中はがきのことを、
すっかり忘れてしまっていたり…
年賀状と行き違いで、喪中はがきが届いたり…
喪中の人へ年賀状を出してしまうことって、
少なからず、あると思います。
こんな時は、
一体どう対応するのが、良いマナーなんでしょう?
誰にでも起こりやすい事態なんですが、
先方が、喪中であると知ってしまったからには…
そのままには、しておけないですよね(ノд`;)
ということで今回は!
喪中に送ってしまった年賀状について、
お詫びする方法や、お詫び状の文例について詳しくご紹介します。
これを読んでおけば、もしもの事態も慌てません!
喪中に出した年賀状のお詫びはどうする?
まずは、喪中と気付くタイミング別に、
対応方法を、それぞれご説明していきますね!
年内に喪中と気付いたら
年賀状を投函してすぐなど、
年内に、喪中と分かった場合には、
気付いた時点で、電話でお詫びするのがベストです。
その後、お詫び状として寒中見舞いを出せば完璧です。
寒中見舞いの文例については、
後ほど、詳しくご紹介しますね(*´∀`)
年が明けてから気付いたら
後から気付く場合には、
大きく分けて、2パターンあります。
先方から年賀状が届いていない、など、
あなたが、喪中はがきの存在を思い出す場合。
そして、
喪中はがきが、届いていない場合です。
先方の事情によっては、喪中はがきを出さないこともあります。
その場合は、年が明けてからの寒中見舞いで、
不幸があったことを知らせることが、ほとんどです。
この場合も、寒中見舞いでお返事するのが正解。
また、会う機会があるのなら、
「喪中と知らず、失礼しました」と、
ひと言お詫びするのも、誠意が伝わって良いと思います。
◆◆◆
タイミング別にご説明しましたが、
どちらの場合でも、
寒中見舞いを使って、お詫びの言葉を送るのは同じなんです。
「寒中見舞いなんて、
書いたことないんだけど…」
という方でも、大丈夫!
次は、お詫び状として出す寒中見舞いについて、
文例や出す時期などについて、詳しくご説明します(*´∀`)
お詫びに出す寒中見舞いの文例
寒中見舞いというのは、
もともと「季節の便り」として使われてきました。
また、それとは別に…
喪中の方へ年賀状を出してしまった場合にも、
お悔やみとお詫びを伝えるために、
寒中見舞いが使われる場合もあります。
また、喪中に送る寒中見舞いには、
色や挿絵など、見た目のデザインについても、
ちょっとした決まりがあります。
詳しくは、こちらの記事でご紹介しているので、
一度、目を通してみて下さいね。
「喪中の寒中見舞いのポイントについて」
※別ウインドウで開きます
※別ウインドウで開きます
この場合に使える、寒中見舞いの文例はこんなものがあります。
少し柔らかめな文面と、
堅めの文面の二つを、ご紹介しますね(*´∀`)
<少し柔らかめな文面>
寒中お見舞い申し上げます
厳寒の侯、いかがお過ごしでしょうか。
先日はお義母様のご逝去のこと、存じ上げなかったとはいえ、
新年のご挨拶を申し上げ、大変失礼いたしました。
ご家族の皆様にも、心よりお詫び申し上げます。
まだまだ寒い日がつづきます。
皆様どうぞくれぐれも、お体をお大事になさってくださいませ。
平成○○年一月
<ちょっと堅めな文面>
寒中お見舞い申し上げます
この度は、ご尊父様ご逝去とのこと、
存じ上げず、賀状を差し上げてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
ご尊父様のご逝去に、心から哀悼の意を捧げます。
ご服喪中に迎えられました新年は、
さぞかし、例年になくお静かなことと拝察申し上げます。
近日中にお伺いして、御焼香させて頂きたく存じます。
厳寒のみぎり、皆様には健康に御留意され、
本年が幸多い年でありますよう、
心から御祈念いたしております。
平成○○年一月
ポイントはここ!
まずは最初に、
喪中の方に、祝辞(年賀状)を述べてしまった無礼を詫びます。
あとは、故人と面識があるのなら、
そのことに触れて、面影を偲ぶのもよいでしょう。
ただ、
- くどくなり過ぎないように
- あまり湿っぽくならないように
この部分には、少し配慮するのが良いと思います。
寒中見舞いを出す時期ですが、
松が明けた1月7日から、節分までに出すのが、
一般的なマナーです。
慌てて、お正月中に出してしまわないよう注意しましょうね!
また、余った年賀はがきを使うのは、失礼にあたります(´ー`A;)
必ず、普通のはがきで出すようにして下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
実は、先方から届く喪中はがきには、
「喪中につき年賀状を出しません」ということで、
「年賀状をもらいません」という意味ではないんです。
とは言え、
先方の受け止め方も、それぞれなので…
「喪中なのに、年賀を寄越すなんて!」
とお怒りになる可能性も、ゼロではありません(ノд`;)
「しまった!」と気付いたら、
今回の記事を参考に、きちんとしたお詫びをしておけば、
変にモヤモヤせず、新しい年を始められますね!