ホテルのレストランでのお食事や、
結婚式の披露宴に招待された時に、出てくるのが…
見るも眩しい、コース料理の数々!!
早くたべたーい!
の、その前に。
かしこまった雰囲気での食事って、緊張しませんか?(´∇`;)
そして、意外と「合ってるかな?」と気になるのが、
ナイフやフォークを使う、洋食のテーブルマナーです。
例えば、
これが気合いを入れたデートだったりすると…
知らず知らずにやってしまった間違ったマナーに、
「この子、そんな事も知らんのか…!」
なんて、相手にがっかりされてしまう可能性だってあります。
それがきっかけで、
会話もギクシャクしてきたりして…(゚Д゚;)
まあ、個人的には、
マナーのひとつやふたつ間違えたくらい、
「うっかりしちゃった☆」で、済ませていいと思うんですけどね。
かといって、フォークもナイフも使わずに、
いきなり、手掴みでワシワシと食べ始めたら…
さすがに、千年の恋も冷めそうです(ヾノ・∀・`)ムリムリ
そこまで、ワイルドじゃないあなただと思いますが、
洋食のテーブルマナーは、覚えておけば役立ちます!(*´∀`)
そこで今回は、
覚えておきたい、洋食のテーブルマナー!
フォークやナイフの使い方について、詳しくご紹介します!
洋食のマナー!イギリス式とフランス式って?
洋食の席では、いつものご飯も、
お皿にキレイに盛り付けられて、出てきますよね。
ほんとは、お箸で食べたいんだけどな…
と思いながら、フォークでライスを取ると…
「あら!フォークの使い方が違うわよ?」
「ライスを【フォークの背に乗せる】のが、正しいのよ!」
なんて、指摘された経験がある人ー!
はーい!!(筆者)
でも、わたしが読んだ洋食マナーの本には、
普通に【フォークですくって食べる】って、書いてたのに!
どっちやねーーん!!!
ヽ(`Д´)ノ
フォークで、ライスを食べるときに、
よく聞く問題が、コレです。
この問題が、たびたび勃発するのは、
深い理由がありまして…
実は、テーブルマナーには
イギリス式と、フランス式の、ふたつがあるんです。
日本ではこれまで、
イギリス式が公式のマナー、とされてきました。
(例えば…【フォークの背にライスを乗せる】のは、イギリス式なんです)
現代は、フランス式のマナーも取り入れられていて、
どちらが正しいと言えない、のが今の日本なんですよね。
なので今回は、
「イギリス式と、フランス式…どっち?」
と、難しく考えるのは、少し置いておいて…
まずは、それぞれの基本を押さえた、
「現代流の基本のテーブルマナー」をご紹介します。
途中で、イギリス式とフランス式の違いも出てきますが
「そうなんだ~」くらいな気持ちでOKです。
また、この違いも、結構面白いものなので、
レストランでの食事中に、話のネタなんかにするのもおすすめですよ(@ ̄∀ ̄@)
スープの飲み方
基本的に、スープはスプーンで飲みます。
取っ手の付いたカップの場合のみ、手で持ってOKです。
スープが熱い場合は、
スプーンで、スープをかき混ぜたり、
スープの表面を、スプーンでなでるなどして冷やします。
普段のように、息をふーふーかけて冷ますのはNGです!
英仏マナーの違い
スープの飲み方にも、
イギリス式とフランス式の違いがあります。
ご覧のように、真反対です(笑)
完全に対立しているようにも……いえ、なんでもありません。
どちらでも、お好きな方を選択して構いませんよ~
スープの飲み方にも、
イギリス式とフランス式の違いがあります。
- 「イギリス式」 スープは、手前から奥へすくう。
スプーンは、口に入れない。
- 「フランス式」 スープは、奥から手前にすくう。
スプーンは、口に入れてOK。
ご覧のように、真反対です(笑)
完全に対立しているようにも……いえ、なんでもありません。
どちらでも、お好きな方を選択して構いませんよ~
ナイフとフォーク!基本の使い方
さてさて、スープの次からは、
ナイフとフォークの出番です。
正直、ここが一番悩ましいですよね…
まずは配置を確認
お皿を中心にして、
フォークが左側、ナイフやスプーンなどは右側、と決まっています。
外側から順番に使うのが基本です。
もし使い間違えても、焦らない!
ウェイターが、新しく補充してくれます。
基本のマナー
料理はフォークで押さえて、
左側から、ナイフで一口大に切って食べます。
食べ物は、必ず一口大の大きさにしてから、口元へ運びましょう。
かじってお皿に戻すのは、NG!
まとめ切りは、いけません
また、肉類などが出てきたときに…
先に、すべて一口大に切っておくのは、よろしくありません。
料理が冷めてしまったり、
せっかくの肉汁も、流れ出ちゃいます。
ひと口ごとに切って、美味しくいただきましょう(*´∀`)
英仏マナーの違い
ナイフやフォークなどの使い方でも、
イギリス式とフランス式では、大きな違いがあります。
イギリス式マナー
フランス式マナー
個人的には、食べやすいのはフランス式です。
食事に出掛けた時も、自然とこちらを使うようになりました(・∀・)
ナイフやフォークなどの使い方でも、
イギリス式とフランス式では、大きな違いがあります。
イギリス式マナー
- フォークの背に、料理をのせる
- 表に乗せるのはNG
- ライスも同じく、フォークの背にのせる
- フォークを右に持ち替えるのは「ジグザグeating」と呼ばれNG
フランス式マナー
- フォークの背に料理をのせるのは、ハシタナイ!NG!
- フォークの表で、料理をすくって食べるのが基本
- フォークを右に持ち替えるのはOK
- フォークを裏表、自由に使ってOK
個人的には、食べやすいのはフランス式です。
食事に出掛けた時も、自然とこちらを使うようになりました(・∀・)
食事が終わったら…
食べ終わったら、
フォークは背を下(お皿側)に、
ナイフは刃を内側、に向けます。
食器を揃えるのは、食事が終わった合図です。
タテに揃えるのが、イギリス式、
ヨコに揃えるのが、フランス式です。
日本ではこの写真のような、
どちらとも取れる、「斜め置き」が人気のようです。
うまいことを考えたなあ…、と、
テーブルマナーについて調べたときに思いました(笑)
どれでも、お好きな方で揃えましょう!
フォークの使い方!背と腹、どっち?
ひとまず、基本のテーブルマナーをご紹介しました。
なんですが!
冒頭でもご紹介したように、
「ライスって、どうやって食べるのが正解?」
と気になっている人が、実は多いのではないでしょうか。
- ライスはフォークの背に乗せる?
- それとも、フォークの腹に乗せる?
- フォークを持つのは左手?それとも右手?
(お箸でいいじゃん、とは言わずに!)
正解は…
実は、どれも間違いではありません!
まず、冒頭でのお話で、
わたしが指摘されたように…
「ライスを、左手のフォークの背に乗せて食べる」
これは、イギリス式のテーブルマナーです。
フォークを裏返して使うことは、
イギリス式の洋食マナーでは、タブーになっています。
もともと、洋食圏にはなかった「ライス」。
日本へ、洋食マナーが取り入れられるときに、
イギリス式が応用されたのが、その由来です。
40年ほど前までは、
「これが本来のマナーである」とされていました。
しかし、近年になって日本が、
フランス式のマナーを取り入れ始めたことから…
イギリス式の食べ方は、
だんだんと、廃れてきています。
現在は、年配の方に若干見られる程度です(・ω・`)
また、この食べ方を「マナー違反だ」とする人も増えてきているので、
状況に応じて、臨機応変に使い分けるのが良いと思いますね。
ちなみに、フランス式では、
ライスを、左手のフォークの腹側に乗せて食べます。
フォークを右手に持ち替えても、OKです。
確かに、両手を使えるのは便利ですよね~。
形式だけがテーブルマナーではありません
以上、洋食のテーブルマナーについてでした。
これで、迷いがちなフォークやナイフの使い方はバッチリです!
ただ、テーブルマナーが気になり過ぎて、
「料理の味も、
会話も全然ダメだった!」
なんてことにならないように、気を付けてくださいね(v´∀`)ハ(´∀`v)