「えっ? 解凍ってなに?」
これは料理をしない、我が家の夫の言葉です。
夫が、珍しくキッチンに立ったとき、
何を作るんだろう、とドキドキしながら観察していると…
カチカチの冷凍肉を、フライパンにどーーん!
ワオ!男前!!
さすがに、度胆を抜かれました。
「解凍しないの…?」と言っても、
夫は「解凍?(*´∀`)ナニソレ?」みたいな顔ですよ。
「あれ~?なかなか焼けないな~」
なんて言ってます。嗚呼。
焦げるのは表面ばかり、ですがな。
という出来事があったわけですが、
冷凍肉って、料理するにはまず解凍しますよね。
でも、冷凍肉を解凍するには、
どんな方法が一番、なんでしょう…?
そんな疑問が湧いてきます。
ということで、
いざ!『冷凍肉の解凍方法』を調べてみたら、
色んな方法があるんですね~。
そこで今回は、
特売日に、まとめ買いすることが多い「お肉」。
その美味しさを損なわず、
冷凍したお肉を美味しく解凍する方法を、ご紹介します。
これをマスターすれば、
お肉のまとめ買いも、へっちゃらです!
そして、パートナーにも知っておいてもらえば、
家事が少しラクになりますよ~ヾ(〃^∇^)ノ
美味しく冷凍肉を解凍する方法は?
解凍する方法を、紹介する前に…
そもそも、
「冷凍で、何日くらい保存が効くか?」
というポイントなんですが。
いくら、解凍方法を工夫しても、
〇ヶ月間も冷凍されていたお肉になると、
さすがに、味も鮮度も落ちちゃってますからね…(゚Д゚;)
ちょっとだけ、
この部分を、おさらいしておきましょう。
お肉の種類で期間が変わる
お肉に水分が多いほど、
保存期間は、短くなります。
同じ時期に冷凍したなら、
牛肉よりも、鶏肉を先に食べちゃうのが良さげですね。
美味しく食べるリミット
お肉の冷凍保存のリミットは、最長で1ヶ月です。
これを超えると、
冷凍焼けしたりして、お肉の食感もかわってきます。
お肉に水分が多いほど、
保存期間は、短くなります。
保存期間のちがい
(長) 牛肉 > 豚肉 > 鶏肉 (短)
(長) 牛肉 > 豚肉 > 鶏肉 (短)
同じ時期に冷凍したなら、
牛肉よりも、鶏肉を先に食べちゃうのが良さげですね。
美味しく食べるリミット
お肉の冷凍保存のリミットは、最長で1ヶ月です。
- 鮮度重視なら2週間
- 美味しく食べるなら1ヶ月
これを超えると、
冷凍焼けしたりして、お肉の食感もかわってきます。
我が家では、
いつ冷凍したか、一目でわかるように、
日付を書いたシールを、ペタっと貼っています。
なかなか、便利ですよ~
冷凍肉の解凍方法
それでは、
冷凍肉を美味しく解凍するワザを、ずらっと紹介していきます!
最大のコツは、
解凍時のドリップを防ぐこと。
ドリップってなに?
あの、お肉からタラ~っと流れる、
赤い液体が「ドリップ」です。
これには、お肉のうま味が凝縮されています。
ドリップを抑えることで、あの、お肉からタラ~っと流れる、
赤い液体が「ドリップ」です。
これには、お肉のうま味が凝縮されています。
美味しさを損なわず、解凍できるんです。
◆◆◆
ご紹介する解凍方法は、全部で4つです。
それぞれ、管理人が実際に試してみました(*`д´)b
電子レンジで解凍する
所要時間:5分程度
回転皿の外側の方に置くと、所要時間:5分程度
<解凍の手順>
- 包んでいるラップを取る。
- キッチンペーパーを敷いたお皿の上に、冷凍肉を置く。
- 電子レンジに入れ、解凍機能を使う。
むらなく、解凍されやすいですよ。
解凍機能を使わない場合は、
冷凍肉100gで、約2分(200W)で加熱します。
解凍のポイント
- ラップをはずす 冷凍肉から出た水分が、
- キッチンペーパーを敷く 解凍する時に出る、ドリップを吸うためです。
ラップの中で、高温になってしまうのを防ぎます。
メリット
短時間で解凍できる。
とにかく早くて便利な、主婦の味方!
デメリット
解凍にムラが出やすく、
お肉の端っこだけ、加熱されることも。
ドリップがたくさん出て、お肉の味がおちやすい。
短時間で解凍できる。
とにかく早くて便利な、主婦の味方!
デメリット
解凍にムラが出やすく、
お肉の端っこだけ、加熱されることも。
ドリップがたくさん出て、お肉の味がおちやすい。
◆◆◆
常温で解凍(自然解凍)する
所要時間:1~2時間強
所要時間:1~2時間強
<解凍の手順>
- 冷凍肉をお皿に乗せ、室内で放置。
- 解凍されたら、すぐに調理する。
解凍のポイント
- 直射日光は避ける 日差しは、予想以上に温度を急上昇させます。
- アルミ製のトレーを使う アルミは熱の伝導率が良いので、
急な温度変化は、傷みの原因にもなるので、避けましょう。
普通のお皿に乗せるよりも、解凍時間が短縮できます。
メリット
短時間で解凍可能です。
電子レンジのように、熱でお肉が変色する心配がないです。
デメリット
細菌が繁殖しやすく、
季節によっては食中毒の危険も。
電子レンジ解凍と同じく、
ドリップが出やすいので、味がおちやすい。
短時間で解凍可能です。
電子レンジのように、熱でお肉が変色する心配がないです。
デメリット
細菌が繁殖しやすく、
季節によっては食中毒の危険も。
電子レンジ解凍と同じく、
ドリップが出やすいので、味がおちやすい。
冷蔵庫に入れて解凍する
所要時間:9~24時間
所要時間:9~24時間
<解凍の手順>
- 使用する半日~1日前くらいに、 冷凍庫から冷蔵庫へ、冷凍肉を移動させる。
解凍のポイント
- ゆっくり解凍がコツ 5℃前後の冷蔵庫内の温度が、
- プロも使うワザ これはお肉屋さんも、実際に推奨する方法です。
解凍されすぎを、防いでくれるんです。
(高級な冷凍肉の添え書きにも、よく載っています)
メリット
おいしく解凍が可能。
冷凍庫から冷蔵庫へ移すだけで、手間要らず。
電子レンジなども使わない分、省エネ。
デメリット
時間が(かなり)かかる。
急いでるときには、使えませんね~…
おいしく解凍が可能。
冷凍庫から冷蔵庫へ移すだけで、手間要らず。
電子レンジなども使わない分、省エネ。
デメリット
時間が(かなり)かかる。
急いでるときには、使えませんね~…
◆◆◆
氷水を使う(氷水解凍)
所要時間:1時間半~3時間
所要時間:1時間半~3時間
<解凍の手順>
- ボウルに氷と水を入れ、氷水を作る。
- ジップロックのような密閉できる袋に、食材を入れる
- 氷水に袋を沈める。
解凍のポイント
- 食材にまいたラップは外す
- 袋の空気は、よく抜いておく
- 袋に氷の膜が張ったら はがす
- 袋が浮いてきたら、重石をする
0℃に近い温度で、均一に解凍されることで、
ドリップが、かなり抑えられます。
これも、お肉屋さんが推奨する解凍方法です。
更に、プロの料理人さんも使う方法なんですって。
メリット
おいしく解凍が可能。
これは今回、管理人も初めて試した方法でした。
ドリップの量は一番少なく、水っぽくなっていません。
デメリット
氷水や袋を用意するのに、
ちょっとだけ、手間がかかるかも。
おいしく解凍が可能。
これは今回、管理人も初めて試した方法でした。
ドリップの量は一番少なく、水っぽくなっていません。
デメリット
氷水や袋を用意するのに、
ちょっとだけ、手間がかかるかも。
どれが美味しい?解凍方法ランキング!
さて、ここまでで、
4つの冷凍肉の解凍方法を、ご紹介しましたが…
実際に試してみた結果、
管理人的なランキング付けをすると、
こんな感じになります!
第4位 自然解凍
第3位 電子レンジ解凍
第3位 電子レンジ解凍
定番の、この2つの方法ですね。
確かに、味は落ちてしまいますが…
なにより、解凍時間がグっと短いのが魅力!
多少の味の劣化は、
仕方ないか~、と思って割り切りましょう。
味付けのしっかりした料理など、
お肉の味を、多少ごまかせるレシピ向きですね。
今までず~っと、
ラップをしたまま、
電子レンジ解凍をしていたわたしには…
紹介した小ワザ(ラップOffとペーパー敷)だけでも、
嬉しい発見でした(*´∀`)
第2位 冷蔵庫解凍
確かに楽チンな方法です!
ですが、所要時間の長さが気になりました。
たとえば、お昼ごろに
「今日の晩御飯は、お肉にしよう!」
…とひらめいても、
その夜には、解凍が間に合わないですもんね。
主婦には、ちょっと痛いポイントです。
でも、手軽さとお肉の美味しさで、
第2位としましたヽ(・∀・)ノ
第1位 氷水解凍
堂々の第1位は、こちら!
氷水や食材を密閉するとか、
そういった手間は、少しかかりますけど…
比較的短時間で、
ここまで美味しく解凍できるのは、表彰モノです。
今日から、
我が家では、氷水解凍を活用したいと思います!
ちなみに、
この解凍方法は、お肉に限らず、
イカやタコなどの魚介類の解凍にも、ピッタリだそうですよ♪
まとめ
いかがでしたか?
わたし自身、家事歴〇年ながら、
これまで【電子レンジ解凍一筋】でした(-∀-`; )エヘ
お肉のまとめ買いは恒例なので、
この解凍テクニックを、フル活用したいと思います!
あなたの毎日の食卓も、
より一層、美味しくなりますように♪