「台風が近付いて来ると、なんだか調子が悪い…」
「気圧の変化が激しい日は、
頭痛がひどくなったり、吐き気がする」
そんな風に感じている方は、実はとても多いんです!
「気のせいなのかな?」と、思ってしまいがちですが、
実は、その頭痛や体調不良…
台風などの「低気圧」が、引き起こしているのかも。
今回はその原因と、
すぐにできる解消法を、ご紹介します!
低気圧頭痛の原因は?
なぜ、台風が近付いて来ると
頭痛が起こったり、体調を崩してしまうのでしょうか?
そもそも、台風とは…
海上で発達する、熱帯低気圧のことです。
※台風と低気圧については、こちらの記事でもご紹介しました。
(関連記事:
温帯低気圧と台風の違い!危険なのはどっち?)
さて、この熱帯「低気圧」。
低気圧というのは、実は「頭痛の天敵」なのです!
低気圧が近付くことで、
気圧に変化が生じ、空気が薄くなります。
空気が薄くなった状態では、
人間の血管は、膨張してしまいます。
頭の血管も膨張してしまい、
それによって、頭痛を引き起こしてしまうんです。
気圧に変化が生じ、空気が薄くなります。
空気が薄くなった状態では、
人間の血管は、膨張してしまいます。
頭の血管も膨張してしまい、
それによって、頭痛を引き起こしてしまうんです。
これが、低気圧が起こす頭痛なんです!
「低気圧頭痛」と呼ばれるそうですが、
この頭痛は「偏頭痛」の症状と似ています。
また、気圧の変化によって頭痛が生じるのは、
特に女性に多いそうです。
女性のみなさん、気を付けましょう!
低気圧頭痛の解消法!
「台風が近付いてきて、頭が痛い…!」
というときには、
次の解消法を、実践してみて下さい。
どれも、すぐ実践できそうなものを集めました!
- ズキズキと痛む部分を冷やす 患部を冷やすことで、
血管の働きが抑制されて、痛みが引きやすくなります。
- 強い光や、大きな音を避ける 脳に強い刺激を与えることで、
血流の活動が促進されて、痛みが強まってしまいます。
- カフェインを摂る コーヒーなどに含まれるカフェインには、
血管を広げて、血流を良くする効果があります。
血管が拡張されれば、痛みが和らぎやすくなります。
この低気圧頭痛は、
頭の血管の働き、を安定させてあげることで改善されます。
低気圧頭痛が出た場合には、
なるべく身体を休ませると、体調が安定しやすくなります。
(もちろん、痛みが辛いときには鎮痛剤も効果的です)
部屋を暗くして、横になるなど
できるだけ、リラックスして過ごしましょう。
低気圧頭痛予防のポイントは?
即効性のある、上記の解消法とは別に、
日常生活でも、少し気を付けることで、
低気圧頭痛を予防・緩和できるポイントがあります。
気を付けるべきポイントは、この3つ!
- 質の高い睡眠をとる 脳に十分な休息を与えることで、
血流や血管などの、正常な働きを助けます。
- 生活リズムを整える 生活リズムが乱れると、身体の疲労が抜けきれず、
自律神経の失調に繋がってしまいます。
- ストレスを溜め込まないように 血管の正常な働きを、
溜まったストレスが邪魔をしてしまうことがあります。
不健康な生活は、
頭痛にも、悪い影響を与えてしまうようです。
だめだな~と思いつつ…
ついつい、やってしまいがちですが(-∀-`; )
少しずつ、改善していきましょう!
低気圧頭痛と上手に付き合うためには?
以上、台風や低気圧による頭痛の原因や、解消法でした!
「低気圧の日に頭痛が起きて、困るんだよね~…」
という方は、
今回ご紹介した方法を、ぜひ実践してみて下さい。
きっと、楽になりますよ(*´∀`)
ちなみに、ヨーロッパでは…
「天気予報」と同時に、
「気圧予報(頭痛予報)」なるものがあるそうです!
台風大国の日本も、早く導入してくれませんかね…?