最近、牛乳の代わりに豆乳を飲んでいる人が増えましたよね!

わたしも普段から豆乳を飲んでいます。
なんだか身体の調子もいいし、身体に良い物を飲んでいると思うと気分もイイです(笑)

しかし思い出してみると、初めて豆乳を飲んだときには
ま、まっずい…!何コレ…!!
と衝撃を受けたものです(´-`)

今思えば、あれは「無調整豆乳」ってやつだったと思うんですが、そもそも「調整豆乳」と「無調整豆乳」の違いってなんだと思いますか?

もちろん味の違いもあるんですが、実は含まれている栄養なんかも、調整豆乳と無調整豆乳ではかなり違っているんです。

今回はそんなところについて、詳しくまとめてみました。
これを読めば、あなたも豆乳通!!ヽ(・∀・)ノ

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調整とか無調整ってどういう意味?違いは?

簡単に言うと、
無調整=絞ったまんま
…といった意味合いと思ってもらえれば、まず間違いないです。単純ですね!

イメージで言うと、100%のオレンジジュースのようなもの。ジュースの甘味も苦みも、全部オレンジそのものの味ですよ!みたいなニュアンスです。それの大豆版だと考えて下さい。

例えば牛乳も、加工が一切されていない、牧場などで飲める「絞りたて生乳」って、味が濃くて美味しいですよね~。
もちろん、その分脂肪分なども多めなのでカロリーが高くなってしまいますが…

そういった「脂肪分」や「味などの口当たり」を調整したものが、一般的な「調整乳」や「加工乳」になるんです。

豆乳もそれと同じで、

  • 「無調整豆乳」 … 大豆を絞ったそのままのもの
  • 「調整豆乳」 … 人の手で無調整豆乳の成分を整えたもの

というカテゴリ分けになります。

調整豆乳と無調整豆乳の違いを具体的に!


両方の違いについてもう少し突き詰めると、食品規格が異なることが挙げられます。

icon-hand-o-right 豆乳の食品規格の定義
  • 無調整豆乳 … 大豆固形分8%以上 かつ大豆たんぱく質3.8%以上
  • 調整豆乳 … 大豆固形分6%以上 かつ大豆たんぱく質3.0%以上

これは、農水省が管轄する「JAS法」という法律で、定められている食品規格の定義です。

この数字を見ると、無調整豆乳のほうが大豆の割合が高いですよね。なので、調整豆乳に比べて口当たりがトロっとしていたり、大豆の風味が強かったりするわけなんです。

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調整と無調整ではカロリーは一緒!?

メーカーさんによって若干異なりますが、我が家で愛飲しているのは、紀文食品さんのものです。



スーパーでもよく見かけるメーカーなので、今回は、この豆乳で比較してみました。
紀文食品さんの調整調乳と無調整豆乳の栄養成分、カロリーの比較はこんな感じです。

調整調乳と無調整豆乳の栄養成分

 
無調整
調整
カロリー118 kcal118 kcal
タンパク質8.8 g7.6 g
脂質7.6g7.8g
炭水化物3.6g4.2g
カルシウム33mg105mg
マグネシウム55mg41mg
鉄分1.0mg0.8mg
イソフラボン60mg44mg
レシチン424mg326mg
大豆サポニン80mg70mg


えっ、
…カロリー、一緒やん!!Σ(゚Д゚ノ)ノホンマ!?

…って思いませんでしたか?
わたしは最初に知ったとき、かなり衝撃を受けました。
調整豆乳のほうが味も甘めだし、なんとなくカロリーが高そうな気がしたんですが…裏切られましたね(笑)

ただ、細かく見ていくと、カロリーや脂質などはそこまで大差ないようですが、イソフラボンなどの大豆ならではの栄養は、明らかに 「無調整 > 調整」となっています。

大豆の栄養成分の恩恵をより受けたいなら、無調整を選ぶのがベスト、といえそうですね♪

飲みやすい豆乳は調整 > 無調整?

また冒頭でも書いた、初めてわたしが豆乳(無調整豆乳)を飲んだときの感想。
「まずい!!」と感じたのは、あの大豆っぽい独特な匂いとエグみでした。

まるで、豆腐を液体にして飲んだかのような衝撃でしたね…(´-`)
(後から知りましたが、これもメーカーによってかなり味が違ってきます)

無調整豆乳を飲んで感じるエグみや苦みは、鉄分やマグネシウムに由来するようです。上記の表を見ても、たしかに無調整豆乳のほうが含有量が多い様子。
なので、飲みやすさを優先するなら、調整豆乳。
ダイエットや健康増進を期待するなら、無調整豆乳がいいかなと思います。


私自身、牛乳の変わりに豆乳を飲むようになってもう十年以上経ちますが、今は無調整豆乳でもおいしく飲めるようになりました。

クセの強いのが無調整豆乳の短所ですが、これも工夫次第でおいしく頂ける飲み方があるんです(*´∀`)
<関連記事>「無調整豆乳のおいしい飲み方!私が10年豆乳を飲み続けられたレシピ。」

まとめ

それでは、まとめます!

  • 実は、豆乳は調整・無調整はカロリーはあまり変わらない
  • イソフラボンなどの大豆由来の成分は、無調整豆乳が多め
  • 飲みやすさを優先するなら、調整豆乳を選ぶ

調整豆乳はかなり飲みやすく、気軽に牛乳の代わりに活用できます。なので思ったほど無理なく、普段から豆乳を飲むのはラクかなと思います。

また、調整豆乳を飲み続けていると、なんとなく「無調整豆乳も飲んでみようかな…?」という気持ちが湧いてくるんです。栄養面では無調整豆乳が勝っていますし、メーカーによって味や匂いがかなり違うので、自分の飲みやすいメーカーを見つけるのも楽しいですよ。

牛乳ではお腹がゴロゴロしてしまう人も、豆乳なら安心ですからね♪
上手に日常に取り入れて、健康を目指しましょう(v´∀`)ハ(´∀`v)